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日々の出来事、また大好きな、お花や旅行や水墨画やJerryのことなど、思いつくままに・・・
焼き場に立つ少年
- 2018/01/03 (Wed)
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先ほど、ニュースで知りました。
私はこの画像を、以前短い記事で読み、その時も涙したのですが、
今回、改めて、少年のバックグランドなどを調べて読んでみると、
涙がとめどなく溢れました。
少年は、よっちゃんという10歳の少年だそうです。
よっちゃんは、実父が亡くなり、母親が再婚してそこで生まれた異父弟が、長崎の原爆により2歳で亡くなりました。
体の弱っている母の代わりに、その弟の亡骸を背負い、荼毘に付されるのを待っていた時のよっちゃんが、上の写真です(ジョー・オダネル氏撮影)
弟の死後、母親は婚家に居られなくなり、よっちゃんと引っ越して行きました。
少年は、病弱の母との生活費を稼ぐために学校へ行きながら漁師として働き、わずかなお金を稼いでいたようです。
10歳のまだ幼い子供の稼ぎで、病弱の母の面倒がどの程度見られたか?きっと苦しい生活だったに違いありません。
被爆当時のクラスメイトとは引っ越して音信不通となったので、よっちゃんがその後、生きているのか亡くなってしまったのか?誰にも分からないそうです。
写真を撮ったジョー・オダネル氏も、後年よっちゃんを探しましたが、遂に彼を探し出すことはできなかったとのことです。
前置きが長くなりました。
では、ローマ法王の記事のニュースをどうぞ。

私はこの画像を、以前短い記事で読み、その時も涙したのですが、
今回、改めて、少年のバックグランドなどを調べて読んでみると、
涙がとめどなく溢れました。
少年は、よっちゃんという10歳の少年だそうです。
よっちゃんは、実父が亡くなり、母親が再婚してそこで生まれた異父弟が、長崎の原爆により2歳で亡くなりました。
体の弱っている母の代わりに、その弟の亡骸を背負い、荼毘に付されるのを待っていた時のよっちゃんが、上の写真です(ジョー・オダネル氏撮影)
弟の死後、母親は婚家に居られなくなり、よっちゃんと引っ越して行きました。
少年は、病弱の母との生活費を稼ぐために学校へ行きながら漁師として働き、わずかなお金を稼いでいたようです。
10歳のまだ幼い子供の稼ぎで、病弱の母の面倒がどの程度見られたか?きっと苦しい生活だったに違いありません。
被爆当時のクラスメイトとは引っ越して音信不通となったので、よっちゃんがその後、生きているのか亡くなってしまったのか?誰にも分からないそうです。
写真を撮ったジョー・オダネル氏も、後年よっちゃんを探しましたが、遂に彼を探し出すことはできなかったとのことです。
前置きが長くなりました。

【焼き場に立つ少年」の写真、ローマ法王が配布を指示】
2018.01.01 Mon posted at 15:08 JST
カトリック教会のローマ法王庁(バチカン)が昨年末、教会関係者に向け、1945年に原爆投下を受けた後の長崎で撮影された写真入りのカードを配布した。フランシスコ法王が配布するよう命じたもので、教会関係者によると、法王が年末にカードを配布するのは異例。「核なき世界」を訴えてきた法王が出した強いメッセージと受け止められている。
カードには、米国の従軍カメラマン故ジョー・オダネル氏が45年に撮影した「焼き場に立つ少年」が印刷されている。法王はこの写真に「戦争の結果」とするメッセージと自身のサインを添えた。
法王はカードに「亡くなった弟を背負い、火葬の順番を待つ少年。少年の悲しみは、かみしめて血のにじんだ唇に表れている」と、スペイン語の説明も加えた。
法王は昨年11月に核軍縮をテーマにしたシンポジウムの参加者に「核兵器は人類の平和と共存しない」と述べるなど、核廃絶を求めるメッセージを全世界に投げかけている。
亡くなった弟を背負い、直立不動の姿勢で立つ少年の姿が収められています。
この写真は、少年が弟を荼毘に付す順番を待っている際に撮影されたのですが、
オダネル氏によると、少年は硬い表情で目を凝らして立ち尽くしており、
何の感情も見せず、涙も流していなかったそうです。
しかし弟が荼毘に付されている最中には炎を食い入るように見つめ始め、
その唇には血が滲んていたとオダネル氏は回想しています。
写真を取り上げた投稿には、少年の姿に日本人の特別な精神性を見出す声など、
多くの反応が海外から寄せられていました。
ローマ法王フランシスコが、長崎原爆投下の被害者の姿をとらえた1945年の写真をカードに印刷して配布するよう指示を出していることが1日までにわかった。カードの裏には、法王の要請により「戦争が生み出したもの」という言葉が記載されている。
この写真は、死亡した弟を背負いながら火葬場で順番を待つ1人の少年の姿をとらえたもの。第2次世界大戦末期に原爆が投下された直後、米海兵隊の従軍カメラマン、ジョー・オダネルさんにより撮影された。
法王は今回、カードの裏に自身の署名とともに「戦争が生み出したもの」という言葉を記載するよう要請した。
写真の内容と由来は短いキャプションにより説明。「幼い少年の悲しみはただ、血のにじんだ唇をかみしめるその身ぶりの中にのみ表現されている」などと記している。
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